Event Informationイベント情報
今年の京都ヒューマンフェスタ2020は、11月21日から約4ヶ月にわたるオンラインでの長期イベントを開催しました。
「京都府からの新型コロナウイルス感染症に関するお願い」
新型コロナウイルス感染症については、誤った情報や認識に基づく、感染者やその家族、医療関係者等への不当な差別、偏見、いじめ、SNSでの誹謗中傷等が発生しています。このような行為は重大な人権侵害であり決して許されません。
新型コロナウイルス感染症は誰もが感染する可能性のある病気です。闘う相手はウイルスであり、人ではありません。偏見や差別が広がると症状があっても病院や保健所に行かず感染拡大につながるおそれもあります。府民の皆様におかれましては憶測やデマに惑わされず、行政機関の情報に基づき、冷静に行動していただきますようお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症に関連する不当な差別、いじめ等にあった方からの人権相談窓口を設けております。
人権相談窓口はこちら
トークセッション
ご視聴ありがとうございました
テーマ「SNSと誹謗中傷 ~なぜ人は人を傷つけてしまうのか~」
近年、SNS等での誹謗中傷、プライバシーの侵害が問題になっています。
特に新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、感染された方やそのご家族、医療関係者等に対して心ない書き込みや感染者を特定する書き込みが相次ぎました。
なぜ人は人を傷つけてしまうのか、被害者にも加害者にもならないためにどうすればよいのか、お二人の立場からお話しいただきます。
中野 信子(脳科学者/ 医学博士)
脳科学者として研究活動を行い、数多くの著書をもつ。現在、脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行っている。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。
春名 風花(声優/女優)
3歳から携帯電話を使っていたデジタルネイティブ世代。9歳の頃に始めたTwitterでは、 政治や法律や芸能などのセンシティブな話題についても率直な意見を述べ、情報発信を続けていた。数多くの炎上や嫌がらせも経験した。
人権フォーラム
テーマ
「誰もが自分らしく生きることができる社会の実現を目指して
~様々な生きづらさの解消~」
LGBT等の性的少数者への偏見や差別、在日韓国朝鮮人を排斥するヘイトスピーチをはじめとした外国人差別、そして、解消に向っているものの、今なお存在する部落差別などにより、生きづらさに直面する当事者等の声をお聞きしながら、誰もが自分らしく生きることができる社会(人権が尊重された社会)の実現を目指して、今、私たち一人ひとりに求められることや行動すべきことは何か、考えてみませんか。
内田 龍史(関西大学 社会学部 社会学専攻教授)
専門は、差別と共生の社会学。現代の部落問題を中心に、マイノリティ(社会的少数派)であるがゆえにマジョリティ(社会的多数派)から見過ごされがちな差別・排除などの社会問題について研究をしている。
桂木 祥子(NPO法人QWRC 理事)
2003年にLGBTや多様な性を生きる人々のためにQWRCを大阪にて数人で設立。現在、同センター理事として相談事業のコーディネーターを務めるとともに行政機関や福祉・医療関係でセクシュアリティに関する研修を行っている。
やん そる(東九条マダン実行委員会 前委員長)
東九条マダン実行委員。在日二世の父と日本人の母を持つ。2020年6月まで東九条マダン実行委員長を務めた。長年にわたりマダン劇づくりに取り組んでいる。劇などの創作活動と並行して、家族史から東アジアの近代を浮かび上がらせることを試みている。
中川 理季(公益財団法人世界人権問題研究センター 専任研究員)
センターの「共に生きる地域研究の可能性」をテーマとしたプロジェクトチームの専任研究員。研究テーマは、同和地区の現状と現在の部落差別に関する研究。部落差別・部落問題の現状を把握するために、京都市内でフィールドワークを行っている。
オンデマンド配信コンテンツ
主催者挨拶
令和2年度人権擁護啓発ポスターコンクール表彰式(京都府知事 西脇 隆俊)
NPO共同企画
「コロナの日々、それでも私たちは活動を続ける」
大学連携事業紹介
「じんけんぬりえ_京都精華大学マンガ学部キャラクターデザインコース」
京都府人権啓発イメージソング紹介
○千住明さん、田中彩子さんによる特別演奏
○鮎川めぐみさん、千住明さん、田中彩子さんによるスペシャルインタビュー
○舞鶴市での撮影
○宮津市での撮影
NPO等による活動紹介
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NPO法人 アウンジャ
DV被害者の様々な場面での切れ目のない支援を行っています。
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NPO法人 きょうとCAP~子どもの人権・暴力防止~
子どもへの暴力防止の略で、子どもが暴力から自分を守るためのプログラムのことです。子どもたちにワーワショップを提供しています
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NPO法人 京都コリアン生活センター エルファ
在日コリアンの高齢者がありのままの自分を出せるデイサービスがあります。作業所もあり、障がい、国籍、年齢に関係なく「ささえ合い ともに生きる」ことをめざしています。
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NPO法人 京都人権啓発センター
部落差別などさまざまな人権問題の解決と、人と人が互いを尊重し、対等に暮らせる社会をめざし、啓発活動に取り組んでいます。
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NPO法人 京都ほっとはあとセンター
京都府と京都市の委託を受け、京都府内の障害者福祉事業所で製作する「ほっとはあと製品」の商品開発支援や販売促進支援を行い、障害のある方の社会参加と工賃の向上を目指す民間団体です。
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NPO法人 京都ワーキング・サバイバー
がんになってもいきいきと暮らせる社会を目指し、働く世代のがん患者の治療と就労の両立や社会的支援の活動をしています。
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NPO法人 恒河沙
ひきこもりの方や社会に出ることに不安を抱えている方、家以外にも安心できる居場所がほしい方々の、自立をサポートする為に就労支援などを行っています。
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NPO法人 Salut(サリュ)
生きづらさを抱える女性らが集い、女性ならではの感性を活かし、雑貨・アクセサリーの製作販売を行っている就労支援B型事業所です。
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NPO法人 自由人権国民会議
自由人権国民会議は、広く一般の人達に対して、人権擁護に関する事業を行い、社会差別の撤廃に寄与することを目的としています。
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NPO法人 チャイルドライン京都
「チャイルドライン」は、18歳までの子どもがかける子ども専用電話です。決して指図やお説教はせず、子どもたちの想いをありのままに受け止め心に寄り添い、声を聴きます。
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NPO法人 認知症予防ネット
「みんなの認知症予防ゲーム」で社会を明るくしたい。
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NPO法人 働きたいおんなたちのネットワーク
生きづらさや働きにくさがあっても“自分らしく” “働きたい”“おんなたち”のネットワーワです。その人のその時々に合った仕事を含めた生活を創り出しています。
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京都教育大学帰国渡日児童生徒 つながる会
京都教育大学の学生の団体です。外国にルーツをもつ子どもたちの学習支援や交流会を行っています。
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公益財団法人 関西盲導犬協会
視覚障がい者が安全に外出できるようサポートする盲導犬を育成し、視覚障がい者に無償で貸与しています。
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認定NPO法人 テラ・ルネッサンス
紛争に巻き込まれ傷ついた紛争被害者への自立支援を行う国際協力NPOです。
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認定NPO法人 フォーラムひこばえ
地域を良くするのは一人ひとりの意思と行動から。そんな気持ちを持った人とつながり活動を応援していきます。
行政関係
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京都地方法務局・京都府人権擁護委員連合会
法務局職員と法務大臣が委嘱する人権擁護委員が協力し,法務省の人権擁護機関として,人権相談,人権侵犯事件の調査救済,国民の皆様に人権への理解を深めてもらうための人権啓発活動等,様々な人権擁護活動を行っています。
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京都人権啓発活動ネットワーク協議会
京都人権啓発活動ネットワーク協議会は,京都府内の人権啓発活動に関わる機関が連携・協力して、効果的な人権啓発活動の実施やホームページによる各種情報の提供など、人権尊重の思想を広めるための様々な活動を行っています。
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総務調整課
北朝鮮による日本人拉致問題は、国民の生命と安全に関わる重大な人権問題です。
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安心・安全まちづくり推進課
「公益社団法人 京都犯罪被害者支援センター」を紹介しています。
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男女共同参画課
配偶者等からの暴力に関する相談窓口を紹介しています。
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こども・青少年総合対策室
子育て環境日本一の実現にむけ、毎月19日を「きょうと育児の日」として広く発信するなど、様々な取り組みを実施しています。
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家庭支援課
京都府では11月の児童虐待防止推進月間の実施にあわせて、オレンジリボンキャンペーンを実施します.
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地域福祉推進課
みなさんの身近にあるユニバーサルデザインや、京都府の取り組みをご紹介します。
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教育委員会特別支援教育課
京都府では、児童及び生徒の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を図りながら、個性や能力の伸長に努め、生涯にわたって心豊かでたくましく生きる力を培う教育を進めています。
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京都府警察
京都府警察では、相談内容に応じた様々な相談窓口を設置しています。
人権相談窓口
京都府には、人権に関わる様々な場面と目的に応じた相談窓口があります。
これらの相談機関が相互に連携を密にして、人権侵害の未然防止や被害の救済・回復を図っています。
一人で悩まず、少しでも早く問題を解決し、被害を回復できるよう、ぜひ「京都府人権相談窓口」をご利用ください。